【うつ病61】30代女性

プロフィール

  • 治療期間:【急性期】X年2月~X年/4月の59日間
  • 主訴: 抑うつ 不安 適応障害
  • TMS治療の目的:うつ状態の改善
  • TMS治療プロトコール:右低頻度rTMS30回(週3回以上)

これまでの経過

2017年から他院受診。

現在リボトリール(安定剤)、トリアゾラム(睡眠薬)、ラモトリギン(気分安定薬)、アナフラニール、トリンテリックス(抗うつ剤)、ピラノア(抗アレルギー薬)を処方され服用中とのこと。

主治医よりTMS治療の同意を得ているため、治療を希望され当院受診。

TMS治療経過

うつ病症例61の心理検査のの結果をご紹介します
※HAM-D・MADRSは医療スタッフが評価するうつ症状心理検査で、SDSは患者さん本人の自覚症状を評価するうつ症状心理検査

bipolarityが高い患者様で、うつ状態ではありますが双極性の要素が強く、右低頻度rTMSで治療開始しました。

副作用もなく治療は進み、「体調も悪くない」「前を向いて歩けるようになった」との発言あり。

その後しばらく体調も変わりなく治療も順調に経過となりました。

治療終盤落ち込みも無くなりイライラすることも減り、「読書できるようになった」「睡眠も取れている」と生活リズムの改善も見られるようになりました。

調子が良くなると現在処方中の薬により眠気が出現することもあるため、主治医と相談するように説明。ブースターTMSについて説明して終了となりました。

症例のまとめ

副作用もなく経過し治療が進むにつれ、本人も治療の効果を実感されて治療に対し前向きに取り組む姿勢が出来上がり、それにより治療終了までモチベーションを維持できたと考えられます。

薬物療法との併用で、うつ状態の改善とTMS治療後の維持療法を主治医と協力して行えた症例になります。

カテゴリー:ブログ  投稿日:2022年10月10日