【精神医学リーディングジャーナル】新型コロナ後遺症に対するTMS治療パイロットスタディが「Psychiatry and Clinical Neurosciences(PCN)」掲載

当院で実施した新型コロナ後遺症のパイロット研究の治療成績がまとまり、「Psychiatry and Clinical Neurosciences」にレターとしてアクセプトされました。

こちらはインパクトファクター12.145の専門誌で、専門家の査読をうけた英語レターとなります。

専門家の批判的な目線のうえで修正を重ねたうえで掲載となっており、アメリカ国立医学図書館が運営するpub medにも掲載されています。

日本がほこる精神医学のリーディングジャーナルになり、内容全文については無料公開はされていません。

pub medでの掲載内容につきましては、
A pilot study on the effect of transcranial magnetic stimulation treatment on cognitive dysfunction associated with long-COVID
をご覧ください。

コロナ後遺症関連の認知機能低下におけるTMS治療の効果についてのパイロットスタディ

コロナ後遺症に対するTMS治療パイロットスタディの論文(IF:12.145)です。 

  • 第一著者:野田賀大(医師)
  • 第二著者:佐藤昭子(臨床工学技士)
  • 最終著者:大澤亮太(医師)
  • その他の共著者:永野泰寛(医師)

こちらは東京横浜TMSクリニックと新宿代々木こころのラボクリニック、ヒラハタクリニックで協力して行った、新型コロナ後遺症に対するTMS治療パイロットスタディになります。

コロナ後遺症(プレスリリース)

コロナ後遺症のメンタルヘルスTMS療法探究プロジェクト

レターでの掲載となり、ブレインフォグと呼ばれる認知機能低下に対するTMS治療効果についての論文です。

当院の顧問で慶應大学特任准教授の野田先生が第一著者として、英語論文にまとめました。

レターの内容については、現在ほかの切り口で別の海外専門誌にも投稿しているため記載できないのですが、「ブレインフォグに対して私たちのプロトコールが大きな治療効果を認めた」という結果となっています。

とはいっても症例数も限られますし、あくまでパイロットスタディ(先行研究)として手ごたがありそうと示せたにすぎません。

論文がでそろいましたら、情勢や反響をみながら、次のステップに進めていけるかを模索していきます。

最近ではコロナ後遺症に対するTMS治療を、独自の方法で「効果のある治療と断言して実施している医療機関もあります。

確かに有望な治療選択肢ですが、当院のプロトコールは病態から考えた独自の方法になりますので、それらの倫理観が疑わしい医療機関の治療効果を裏付けるものではないことにご注意ください。

当院をご検討いただく患者様へ

私たち東京横浜TMSクリニックでは、顧問の野田賀大先生サポートの元、欧米レベルでのrTMS療法を倫理観をもって実践しています。

このように匿名化されたデータとして治療成績を集計させていただき、それを統計解析することで独自のノウハウを構築しています。

コロナ後遺症については、海外でもTMSでの知見に乏しく、私たちは治療費を無料としてパイロットスタディを行いました。

専門家の批判的な審査のもとで論文としていくことで、患者様にも安心して治療提供できるように努めています。

高額な治療費になりますので、患者様の治療経験を最大限に活用させていただき、最大限の治療を提供していけるよう、これからも励んでまいります。

ブレインフォグとTMS治療

新型コロナ後遺症とTMS治療

カテゴリー:お知らせ  投稿日:2023年1月5日