【うつ病⑥】51歳男性

プロフィール

  • 治療期間:【急性期】X年/6月~X年/7月の19日間
  • 主訴:抑うつ状態、睡眠時の極度の不安状態
  • TMS治療の目的:抑うつ状態や不安の改善
  • TMS治療プロトコール:倍量TBS(1,200発/回)30回

これまでの経過

2007年他院にてパニック症と診断。その後改善しましたが、5年後に再発。抑うつ状態、パニック発作が続くため来院されました。

上記病状により、ジェイゾロフト(抗うつ剤)内服されていましたが、効果があったか分からないとのことでした。

TMS治療経過

うつ病症例6の心理検査の結果をご紹介します。

※HAM-D・MADRSは医療スタッフが評価するうつ症状心理検査で、SDSは患者さん本人の自覚症状を評価するうつ症状心理検査

抑うつ状態を改善するため、1日1回治療と2回治療の組み合わせで、倍量TBS(1,200発/回)を30回行いました。

TMS10回終了時は、「眠りは深くなったが気分は変わらない。」とのことでした。

TMS20回終了時では、「まだたまに大きな不安がでることがあるが、頻度や回数は減っている。」と少し効果を実感され、TMS30回終了時には、「調子よくなった。落ち込み・不安が減った」と症状の改善が認められました。

このため維持治療をご案内し、終診となりました。

症例のまとめ

ほぼ毎回1日2回治療を行い、19日間という短期間での症状改善に至りました。

20回前後まではあまり効果が現れず、ご本人も焦りがあるようでしたが、諦めずに30回受けて頂けたことで、最終的には効果を実感されました。

TMS治療の効果は、10~20回目程度であらわれてくる方が多いですが、20回目以降に表れてくる方も少なくありません。

20回目の時点で少し治療効果が認められていれば、<>30回目まで継続することでさらなる改善が期待できることができる症例

になります。

カテゴリー:ブログ  投稿日:2021年7月24日