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TMS治療とは?病院・クリニック選びの比較ポイント

TMS治療とは?

TMS治療は、磁気を用いて脳の特定部位を刺激して働きを整える治療法です。

欧米では30年近くの歴史ある治療法で、2019年6月には日本でも保険適応となりました。

うつ病の新しい治療法として、近年日本国内でも注目が高まっています。

ですがTMS治療は、保険適応の制約がとても厳しいため一部の病院でしか行えず、海外の新しい治療法などは行えないのが実情です。

また治療を行っている医療機関も少ないために、治療開始までに時間がかかってしまいます。

自由診療でのTMS治療の広がり

そのため当院のように、自由診療でTMS治療を提供するクリニックも増えてきました。

TMS治療が必要な患者さまに届くようになったメリットはありますが、その反面、ビジネスの側面を重視する医療機関が出てきたことも事実です。

今回は、TMS治療の医療機関を選ぶ際に確認してほしいポイントを7つご紹介します。

納得できるTMS治療と繋がるためにも、ぜひチェックしてみてください。

TMS治療の医療機関を選ぶ7つのポイント

1.予算軸

TMS治療の治療費は保険診療か自由診療かどうかによっても異なりますし、医療機関によっても治療費は異なるため、どの医療機関を選ぶかによって大きく予算は変動します。

実は日本においては、保険診療と自由診療による治療の場合にかかる最低費用には、一般に考えられているほどの大きな差はなくなってきています。

もちろん、多くのクリニックを比較して平均を取ると当然自由診療のほうが当然割高になりますが、最低ラインの価格帯のクリニックだけを比較すると、実はさほど変わらない、という状況になってきています。

また保険診療は、治療を受けるには厳格な適応基準が設けられていて、治療開始までに時間がかかってしまう可能性が高いです。

クリニックでのTMS治療は自由診療となりますが、医療機関側が治療費を設定できますので、治療費に大きく差が生まれています。

アメリカでのTMS治療は「200~400ドル/1回」になりますので、その3割の60~120ドルが本来の相場といえるかもしれません。

当院では、TMS治療を「4,950円/1回」を基本料金設定として、「3,300円/1回」からTMS治療を行うことができますが、安かろう悪かろうでは決してないのでご安心ください。

また、1年間の医療費が一定の金額を超えた場合は、「医療費控除」が申請することができます。

控除できる金額は総所得金額によって異なりますが、安心してTMS治療を継続するためにも、該当される方には控除の申請をおすすめいたします。

2.アクセス軸 ~近場か遠隔地か~

TMS治療はまだ新しい分野であり、まだまだ限られた医療機関でしか実施していません。

TMS治療は、はじめに集中して治療を受けていく必要があります。

そのためご自身が通いやすい医療機関を選び、無理なく通院を続けることが大切です。

まずは「通いやすさ」を大切にして、医療機関を探しましょう。

当院のように短期集中治療が実施できる医療機関では、最短で2週間の治療スケジュールが可能になります。

かなり遠方からも来院いただき、近くのビジネスホテルなどに2~3週間滞在いただいて集中治療を行うことも可能です。

ですが心の病気の治療では、症状がよくなっても経過を見ていかなければならないことも多く、ご自身で客観的な判断をすることが難しいです。

このため必要に応じて、近くですぐに相談できる主治医を見つけていただくことも大切です。

3.経験豊富な精神科医による診察の有無

TMS治療を行うためには、第一に「患者さまにとってTMS治療は適切か?」を判断する必要があります。

この点は、TMS治療経験だけではなく、こころの治療の経験値が問われる領域で、精神科医としてきちんとしたお薬による治療経験を積んできているのかが重要です。

心の治療経過を理解していなければ、とても適切なTMS治療を行うことはできません。

TMS以外の領域もしっかり踏まえたうえで、再発予防なども患者さまごとに考えていく必要があります。

安心して治療を進めるためにも、精神科医が診察している医療機関か、受診の前に確認するようにしましょう。(精神科指定医や専門医などの有資格者が一般的です)

4.TMS治療以外の治療選択肢提示の有無

TMS治療は非常に優れた新たなこころの治療法ですが、すべての方の問題を解決できる究極の万能薬では決してありません。

TMS治療がこころの病気の根本原因を完全に解決してくれるものというわけではなく、あくまで感情や気持ちの状態を安定させてくれるためのひとつのツールであり、こころの病気の治療方法はTMS治療だけではありません。

抗うつ剤とTMS治療を併行して行うことで、治療効果が高まることも報告されていますし、そもそもTMS治療自体に適していない方も中にはいらっしゃいます。

過度にTMS治療だけを推奨され、その他の選択肢を否定される場合には、少し注意が必要かもしれません。

まずはご本人の症状をしっかり理解したうえで、TMS治療をあくまで複数ある選択肢のひとつとして並べてくれる、そんな真摯な医療機関を選ぶのがベストでしょう。

5.使用している治療機器

TMS治療の機器はいくつか種類がありますが、信頼性を判断する際は、日本よりも先を行く米国の「FDA認証」を受けているかが一定の基準となります。

FDAとは「アメリカ食品医薬品局」のことで、日本でいうと厚生労働省にあたる公的機関です。

日本では、保険診療はニューロスターのみ認可されていますので、保険診療の場合の治療機器については一択ということになります。

一方、自由診療で利用されているのはマグプロとタマスが多いですが、FDA認証を受けているのはマグプロのみです。

認証を受けていないタマスの導入数が多い理由としては、機械導入費用が安く、マグプロと比べると費用が半分以下で済むためです。

当院では、機器の安定性の高さとFDA認証済の信頼性を重視して、マグプロを導入しています。。

6.知識と技術のバックボーンおよびアップデート

TMS治療は世界的にみると30年あまりの歴史があり、そのやり方はある程度は標準化しています。

これには人種なども関係なく、人種のるつぼと呼ばれるアメリカでも同様の治療が行われています

しかしながら新しい分野であるTMS治療は、日々新しい研究結果が発表され、国内・海外問わず、多くの論文が発表されています。

当然、治療先を選択するに当たっては、これらの知識を日々吸収し、技術レベルを磨き続けているクリニックを選択するのがベストです。

当クリニックでは、TMS治療の第一人者である慶應義塾大学の野田賀大先生の技術・学術指導を実施しており、国内最新のノウハウをアップデートし続けています。

また、当クリニックの医師・治療チームは、日々海外で発表されている論文結果などから新たな知見を吸収し、臨床現場でのディスカッションを重ねています。

7.「治療効果」に関する情報発信の信頼性

2021年時点の日本では、TMS治療の適応が認められているのは「うつ症状」「強迫症状」のみです。

そして強迫性障害の治療は、deepTMSという特殊な刺激法になり、日本ではまだ導入されていません。

その他の疾患や病状に対してTMS治療の効果があるかは、世界的にもまだ研究段階で、効果があるとハッキリとは言えません。

ですがクリニックの中には、効果があるとは言い切れない病気や症状まで、TMS治療の効果をうたっているところがあります。

このような適応外でもTMS治療を生かせることはあるのですが、「専門プロトコールがあると説明された」「効果は不明であることを診察時に説明してくれない」「むしろホームページで効果を積極的にうたっている」場合は、注意が必要かと思います。

また、「ほとんど改善する」「8~9割がよくなる」などといったように、治療効果を過剰にアピールしている場合も、注意が必要です。

海外論文などを切り抜きでホームページ上などで紹介して治療効果をうたっている医療機関もありますが、そもそもエビデンスの低い論文でも、都合よく加工しているケースが散見されます。

最後に、「独自の」「他とは違う」といった表現も注意が必要です。

TMS治療は世界的に標準化されていて、より良い治療法があるのであれば、欧米ではすでに取り入れられています。

日本人にだけ特別な治療法が存在するわけではないので、むしろそのように独自性をうたっているところは注意が必要です。

TMS治療の医療機関を選ぶポイントまとめ

ご自身、またはご家族がTMS治療を受ける際は、ぜひ上記の7つのポイントをチェックして、安心できるTMS治療を受けられる医療機関を選ぶようにしましょう。

当院「東京横浜TMSクリニック」は、患者さまに安心して治療を受けていただくために、7つのポイントをすべてクリアしています。

  • 1.適切な治療費
    継続的な治療も行いやすい3,300円/1回~の料金設定
  • 2.通院のしやすさ
    最寄り駅は都心から15分圏の「武蔵小杉駅」。(駅から徒歩4分の好立地)
  • 3.精神科医の診察
    併設した武蔵小杉こころみクリニックと連携し、こころの臨床経験を積んだ精神科医が診察
  • 4.患者さまに合わせた治療提案
    患者さまの状態に合わせて、rTMS治療以外の治療法も適宜ご提案
  • 5.TMS治療の知識アップデート
    TMS治療の第一人者である慶應義塾大学の野田賀大先生の技術・学術指導を実施
  • 6.信頼できる治療機器
    FDA認証を受けた安定性の高いマグプロを導入
  • 7.正確な情報発信
    客観的なTMS治療の情報をホームページで発信中

安心してTMS治療を受けていただけるように、TMS治療の比較ポイントを紹介させていただきました。

最後にひとつ、本質的で重要なことをお伝えしたいと思います。

医院の理念と、そこで働く従事者の人格と倫理観

ここまでのすべてを総括しており、最も大事なポイントになるのが、医院そのものが持つ理念と、携わる医療従事者の人格と倫理性の問題です。

医師の側に高い倫理観がなければ、医療行為の第一目的が「患者さんの救済」ではなく、「営利の追求」となってしまう可能性を常に秘めています。

人を助けるための技術は習得しているとはいえ、医師も普通の人間であり、誰もが高い使命感と倫理観を持っているというわけではないことに、気づかされました。

TMS治療は自由診療であるがゆえに、特に営利性が強くでやすい医療になります。

だからこそ、お金と時間をかけて治療を行う医療機関を選ぶうえで、「人」で選ぶということはとても重要なのです。

目の前の医者は、果たして本当に「自分の問題を解決することを考えてくれているのか」、ここは本当に重要です。

そのような誠実さや倫理観は、働く組織にも影響があります。

当院もこれからですが、誠実な医療の積み重ねで、良い医療者が集まるような組織を目指しています。

東京横浜TMSクリニックのご紹介

当法人は情報発信に力を入れており、2012年より開始したオウンドメディア「医者と学ぶ心のサプリ」と「こころみ医学」は、日本でも有数のメンタル情報サイトとして運営を行ってまいりました。

大切にしていたのは、「専門的な内容の質を落とさずにわかりやすく世の中に伝えること」、そして「情報の客観性」です。

TMS治療は非常に可能性に満ちた治療法で、あなたにとっても最適な治療法かもしれません。

日本のTMS治療は黎明期にあり、安心いただけるTMS治療を受けられる環境とは決していえない現状です。

TMS治療は、治療のはじめは通院頻度も多いため、自宅や職場から通いやすさも重要です。

もしご自身の活動範囲内に東京横浜TMSクリニックがある場合は、ぜひ選択肢のひとつとしてご検討ください。

カテゴリー:ブログ  投稿日:2021年1月13日

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