【うつ病69】20代女性
プロフィール
- 治療期間:【急性期】X年8月~X年/10月の31日間
- 主訴:鬱症状
- TMS治療の目的:抑うつ状態の改善
- TMS治療プロトコール:aTBSと倍量iTBS(1,200発/回)の組み合わせで30回
これまでの経過
2021年の1月から他院の精神科に、通院している患者様です。
薬物療法を行っていましたが、副作用により、2022年4月から薬物療法中止していました。
鬱症状は改善されず、悪化しているため、当院のTMS治療を希望され、来院されました。
TMS治療経過
※HAM-D・MADRSは医療スタッフが評価するうつ症状心理検査で、SDSは患者さん本人の自覚症状を評価するうつ症状心理検査
抑うつ状態を改善するため、aTBSと倍量TBS(1,200発/回)の組み合わせで30回行いました。
TMS10回終了時は、「調子はいい感じ。元に戻ってきている。元気が出過ぎる感じはない。睡眠は8時間~12時間ぐらい取れている。イライラもない。」と、治療10回目にして効果を感じられていました。
治療反応が早いため易変性の可能性も考え、躁状態に気を付けながら治療を続けました。
TMS30回終了時は、「落ち込みは強くない。ショッピングや美容院に行けるようになった。一人で電車にも乗れるようになった。家族からも調子よさそうと言われる。」と主訴の改善が見られました。
30回目の治療後には「本当にこの治療をやってよかったです。復職も決まって、働き始めます。」と、とても明るくお話しされました。
維持療法についてご案内し、希望されたため、今後維持療法を行っていく予定です。
症例のまとめ
1日2回ほとんど治療間隔3日以上空けることなく、通院されました。初めは通院されることも不安な様子でしたが、しっかりと通院されていました。
治療10回目から治療効果を実感され、30回目には寛解に至りました。
治療間隔を3日以上空けることなく通院し、30回治療を終え、主訴の改善が見られた症例です。
今後は維持療法として、徐々に治療回数を減らしていく予定です。
カテゴリー:こころみ医学 投稿日:2022年10月10日
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