芸能人もうつ病になる?創造性と精神疾患の関連、最新の治療法を解説

芸能人とうつ病について、精神科医が詳しく解説していきます。

うつ病を患い長期間休養していた芸能人や、パニック障害を発症して活動休止したアイドル、自殺報道…。

華やかなイメージのある芸能界ですが、それとは裏腹にメンタルを病んでしまう有名人の方は多くいます。

バラエティ番組で明るく振る舞う姿やドラマで冷静に演技する姿からは想像できないだけに、世間には強いインパクトを与えます。

では、芸能人がメンタルを病んでしまうのは、どのような原因なのでしょうか。

芸能界特有のストレスが原因という場合もありますが、創造性を発揮するからこそ心身のバランスを崩す場合もあります。

本記事では、芸能界特有のストレス要因やうつ病を始めとした精神疾患と創造性の関係、うつ病治療のポイントについて解説します。

芸能人がメンタルを病む理由とは?

メンタルを病んでしまう芸能人は、どのようなストレスから心身のバランスを崩しやすいのでしょうか。

私個人としても、守秘義務の関係から当然お名前はだせませんが、芸能人や著名人の治療に携わる機会が少なくありません。

その経験をもとに、ストレス因を整理していきたいと思います。

過密なスケジュール

芸能人がメンタルを病んでしまう理由の1つとして、過密なスケジュールが挙げられます。

芸能人のスケジュールは、1日何時間も拘束されたり、舞台のレッスンが何日も続いたりと不規則になりやすいといえます。

短時間睡眠やしっかりとした環境で眠れないこともあります。

生活リズムが乱れて自律神経のバランスが崩れると、「疲れているのに眠れない」などの不眠状態に陥る可能性があります。

過度の覚醒状態が維持され、疲れていても眠れなくなってしまうのです。

「不眠」はうつ病との関連が強い症状です。

特に、十分に眠れているという感覚が低いと抑うつ症状が強くなるとされています[1]。

そのため、多忙なスケジュールから慢性的な不眠状態が続くと、抑うつ症状を引き起こす可能性は高まります。

誹謗中傷や過度のプレッシャー

誹謗中傷の被害にあうことも、うつ発症の一因になるでしょう。

SNSが発展した現代では、誹謗中傷が直接的に芸能人に向けて発信されることが多くなりました。

また、一度炎上してしまうと情報がすぐに拡散され、影響が拡大していくために心理的負担が増大してしまうでしょう。

ネットを介した誹謗中傷は、不特定多数の他者であるために、大勢の人から攻撃されているような感覚に陥ることが多いといえます。

そのため、誹謗中傷されたことを思い出すと動悸がしたり、取り乱しそうになったりと強い不安が生じることがあります。

死別や離婚などのライフイベント

死別や離婚など、人生における辛いライフイベントもうつを引き起こす一因になるでしょう。

死別や離婚といった大事な対象を喪失すると、心身に様々な変化が生じます。

悲嘆反応(死別反応)と呼ばれ誰にでも生じうる反応ですが、悲しみが強すぎるとうつ病や不安障害などの病気に発展することもあります。

日本人を対象とした調査では、両親やパートナーとの死別および離婚は、ライフイベントの中でも上位5位に入るほどストレスの大きな出来事です[2]。

特に、芸能人の場合は離婚や死別があると報道され、世間から注目されてしまうことがあります。

注目を浴びることで悲嘆反応が増幅し、心理的負担が増しやすいといえるでしょう。

参考文献:

[1]『うつ病と睡眠障害の関係:全国一般人口調査』:Kaneita Y, Ohida T, Uchiyama M, Takemura S, Kawahara K, Yokoyama E, Miyake T, Harano S, Suzuki K, Fujita T. The relationship between depression and sleep disturbances: a Japanese nationwide general population survey. J Clin Psychiatry. 2006 Feb;67(2)
[2]『ホームズらの社会的再適応評価尺度の日本における検討ホームズらの社会的再適応評価尺度(SRRS)の 日本人における検討』:八尋 華那雄、井上 眞人、野沢 由美佳(1996)健康心理学研究 6 (1), 18-32

創造性が求められるからこそ病むこともある?

芸能界で活躍する人たちは、一般人にはないエネルギーと独創的な才能に溢れています。

一般人にはない能力があるからこそ、演技のクオリティを追求する真摯さや幅広い発想力を発揮できるのでしょう。

創造性が求められる芸能人ですが、実は創造性は精神疾患との関連が深いとされています。

具体的には、気分障害やADHDとの関連性が指摘されています。

もちろんこのような傾向がない方もいらっしゃいます。

ただ、病的な水準までいかなくても、このような傾向があるかもしれないと疑っていくことが大切です。

関連する病気①:気分障害

気分障害とは、気分の浮き沈みが正常のレベルを超え、生活に様々な支障をきたす精神疾患です。

楽しい出来事があれば明るく、辛い出来事なら落ち込むといった浮き沈みは誰もが経験します。

しかし気分の高揚や落ち込みが著しく、はれずに続く場合は気分障害かもしれません。

気分障害はざっくり分ければ、気分が沈む「うつ病」と気分の高揚と落ち込みを繰り返す「双極性障害」に分けられます。

作家を始めとする創造性の高い仕事をしている人は、気分障害の割合が高く[3]、著名な作家や芸術家は気分が高揚する軽躁状態を経験している割合が多いのです[4]。

軽躁状態における連想が活発に沸き起こるような状態が独創性を高めるため[4]、創造的な発想が可能になるといえます。

気分障害を発症する辛い体験ではなく、気分の浮き沈みの激しい生来の気質が創造性を発達させます[5]。

まさに、双極性障害の気質が高い芸術性・独創性に活かされているといえるでしょう。

遺伝的な観点からも、クリエイティブな遺伝子を持つ人は、統合失調症や双極性障害のポリジェニックリスクスコアが高いことが示されています[6]。
※ポリジェニックリスクスコア:個人が持つ遺伝的なリスク要因を点数化し、病気の発病やその後の経過を予測する手法のこと。

気分が高揚した状態により、創造的な活動が可能になり、世に残る作品を生み出せるといえるでしょう。

芸能人も、演技や歌唱などクリエイティブな活動が多いため、作家や芸術家たち同様の傾向がみられる可能性があります。

参考文献:

[3]『創造性と気分障害の関係』:Andreasen NC. The relationship between creativity and mood disorders. Dialogues Clin Neurosci. 2008;10(2):251-5
[4]『芸術的創造性と気分障害』:Janka Z. Muvészi kreativitás es bipoláris kedélyzavar [Artistic creativity and bipolar mood disorder]. Orv Hetil. 2004 Aug 15;145(33):1709-18.
[5]『創造性と精神疾患』:Rihmer Z, Gonda X, Rihmer A. Kreativitás és pszichiátriai betegségek [Creativity and mental illness]. Psychiatr Hung. 2006;21(4):288-94
[6]『統合失調症と双極性障害のポリジーンリスクスコアは創造性を予測する』:Power RA, Steinberg S, Bjornsdottir G, Rietveld CA, Abdellaoui A, Nivard MM, Johannesson M, Galesloot TE, Hottenga JJ, Willemsen G, Cesarini D, Benjamin DJ, Magnusson PK, Ullén F, Tiemeier H, Hofman A, van Rooij FJ, Walters GB, Sigurdsson E, Thorgeirsson TE, Ingason A, Helgason A, Kong A, Kiemeney LA, Koellinger P, Boomsma DI, Gudbjartsson D, Stefansson H, Stefansson K. Polygenic risk scores for schizophrenia and bipolar disorder predict creativity. Nat Neurosci. 2015 Jul;18(7):953-5.

関連する病気②:ADHD

ADHDとは、不注意や多動性、衝動性の問題が生まれもって生じる発達障害の1つです。

「落ち着きがない」「注意散漫になりやすい」といった特徴があり、生活や仕事における支障になる一方で、創造的な思考ができるといったポジティブな側面もあります。

海外の研究では、ADHD傾向が強いと拡散的思考が増加することが示されています[7]。

拡散的思考とは、既に習得した知識から考えを巡らせ、創造的な発想を助ける思考法です。

また、報酬を競う状況など、具体的目標を目指す場合に創造的なアイデアを思いつきやすいことも分かっています[8]。

ADHDの特性は障害として扱われることもありますが、自由な発想力を助けるものでもあります。

芸能界においては、お金や人からの評価など、報酬に基づいて厳しい仕事もやりとげる原動力に繋がる可能性があるのです。

しかし、ADHDは精神疾患との併存率が高いことも示されています。

アメリカの研究では、うつ病が9.6%、双極性障害が21.2%、パニック障害が11.1%と併発しやすいことが分かっています[9]。

創造性を発展させる強みである一方、心身のバランスを崩してしまう割合も高いといえるでしょう。

参考文献:

[7]『創造性とADHD:行動研究のレビュー、精神刺激薬と神経基盤の効果』:Hoogman M, Stolte M, Baas M, Kroesbergen E. Creativity and ADHD: A review of behavioral studies, the effect of psychostimulants and neural underpinnings. Neurosci Biobehav Rev. 2020 Dec;119:66-85
[8]『ADHDの創造性:目標指向型動機づけとドメイン特異性』:Boot N, Nevicka B, Baas M. Creativity in ADHD: Goal-Directed Motivation and Domain Specificity. J Atten Disord. 2020 Nov;24(13)
[9]『アメリカにおける成人ADHDの有病率と相関:全国併存疾患調査の結果』:Kessler RC, Adler L, Barkley R, Biederman J, Conners CK, Demler O, Faraone SV, Greenhill LL, Howes MJ, Secnik K, Spencer T, Ustun TB, Walters EE, Zaslavsky AM. The prevalence and correlates of adult ADHD in the United States: results from the National Comorbidity Survey Replication. Am J Psychiatry. 2006

精神疾患を患っていたとされる著名人とは?

うつ病を患わっていたとされる過去の趙名人・有名人を例にあげて、精神科医が解説します。

では、実際に精神疾患を患っていた著名人はどれほどいるのでしょうか。

過去の著名人を分析して、それが活動などにどう影響を与えたかなどを研究する学問として、「病跡学」があります。

こちらをもとに、作家や芸術家を中心に4人紹介します。

芥川龍之介:「ぼんやりとした不安」により自死

芥川龍之介は、「羅生門」「鼻」「芋粥」などの短編小説で有名な大正文学を代表する作家です。

幻視体験を彷彿とさせる表現もあり、統合失調症を発症していたのではないかと推測されています。

35歳という若さで「ぼんやりとした不安」により服毒自殺を図りました。

芥川龍之介には、統合失調症の母親がおり、幼いころから叔母に育てられました。

初めて母親と対面したときに、キセルで頭を叩かれるといったショッキングな体験をします。

芥川龍之介の作品は、バッドエンドで終わるストーリーが多いですが、母親に愛してもらえなかった経験が影響しているのかもしれません。

また、晩年には神経衰弱に陥った江戸時代の殿様をテーマにした作品もみられます。

精神疾患を患う人への共感と傍で介護する人間の難しさが描かれており、自分自身の経験が作品に反映されているものと考えられます。

このように、自分自身の病気や母親との体験を活かして、心に刺さる作品を生み出していたのだといえるでしょう。

宮沢賢治:非現実的な体験を作品に活かした

宮沢賢治は、『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』などの作品で知られる詩人、作家です。

文学にとどまらず、自然科学者や宗教家としての側面も持ち、多彩な領域で活躍しました。

宮沢賢治も双極性障害を患っていたと推測されています。

双極性障害を発症しやすい人の性格特徴として、何事にも熱心でやり始めたらいい加減にできないという執着性格が挙げられます。

宮沢賢治も、そのようなエネルギーを多様な分野に向けていたのでしょう。

また、作品には幻覚体験や解離症状とも推測される内容も書かれており、宮沢賢治自身が体験していたものだといわれています。

精神疾患から経験した生の体験を作品に還元していたといえるでしょう。

チャイコフスキー:長年うつ症状に苦しんだ作曲家

チャイコフスキーは、『白鳥の湖』『くるみ割り人形』などの曲で有名なロシアの作曲家です。

幼少期から非常に繊細で傷つきやすい性格でした。

10歳のころに母親を亡くし、成人してからもうつや不眠、神経性の腸炎、頭痛などの症状に悩まされました。

最高傑作である『交響曲第6番(悲愴)』が完成した直後にコレラ感染により亡くなりましたが、自殺したとの説もあります。

また、同性愛者であり、心の葛藤から精神のバランスを崩すことも少なくなかったようです。

チャイコフスキーは、双極性障害を患っていたのではないかと推測されています。

チャイコフスキーは著名な文学作品に感銘を受けて作曲した作品が数多くあります。

双極性障害の人が持つ感受性の強さと熱中性が創造力を高めていたといえるでしょう。

アンデルセン:不遇な人生を送った童話作家

アンデルセンは、デンマークの童話作家です。

彼の代表作である『マッチ売りの少女』は誰もが知る作品だといえるでしょう。

悲しい結末の作品が多いアンデルセンですが、うつ病を患っていたとされています。

貧しい家庭環境で育ち、バレリーナやオペラ歌手になる夢を抱きますが挫折するなど、不遇な人生を送ってきました。

父方の家系に精神を病んでしまう家族が多く、父も精神を病んでアンデルセンが幼い頃にこの世を去っています。

そのような不遇さを童話を通じて社会に訴えていました。

父方の祖母は病的な虚言癖で、その影響を受けてアンデルセン自身も嘘をつくことが得意でした。

嘘から思いつく空想が、アンデルセンの作家としての創造性を支えていたともいわれています。

芸能人のうつ病治療

以上、芸能人がうつに陥ってしまうストレスの原因について解説してきました。

また、芸能活動において求められる創造性を発揮できるからこそ、反面心身のバランスを崩してしまうことがあるといえます。

高ストレス状態が慢性化していくと、脳のエネルギーが下がり、うつ病と診断されることもあります。

うつ病は脳内ネットワークのバランスが乱れることで、感情や意欲のコントロールが効かなくなる状態です。

脳内の働きが正常になるように働きかけていくアプローチが主な治療法となります。

芸能人だからといって特別な治療法が必要というわけではなく、一般的な治療法が有効です。

主な治療法としては、「環境調整」「薬物療法」「精神療法」が用いられます。

新しい治療選択肢として「TMS治療」が2019年より認可されましたが、短期集中治療が可能なことが最大のメリットです。

芸能界で活躍する場合に気になるのが、どれほどの休養期間が必要なのかという点があります。

うつ病は再発を繰り返す精神疾患とされていますが、治療は長期に渡る可能性があります。

このため短期での職場復帰のために、TMS治療を選択される方もいらっしゃいます。

環境調整

うつ病の治療には、十分に休養できるよう環境を調整することが必要です。

低下したエネルギーを回復させるためには、ストレスのない環境下で過ごし、病状を悪化させないことが重要なのです。

芸能人にとって、長期間の活動休止は人気低下の不安など安定して休めないこともあるかもしれません。

安心して治療を受けられるように休息期間を設けることは、時には必要でしょう。

薬物療法

抗うつ薬を中心とした薬物療法は、うつ病治療の中心として考えられることが多いでしょう。

ご本人に合わせた薬を処方していきますが、副作用が生じる場合もあります。

一部の抗うつ薬では、吐き気や眠気、食欲が低下することもあり、活動に影響を与えてしまうかもしれません。

芸能活動に影響を与えてしまわないよう、慎重に服用する薬を選ぶ必要があるでしょう。

精神療法

精神療法とは、カウンセリングのように対話を重ねていく治療法です。

うつ病の場合は、ストレスに繋がりやすい考え方を見直し、再発の予防

エネルギーの低下が著しい時期は、話をしたり振り返ったりする作業も辛いこともあるため、回復期に行う必要があります。

TMS治療

TMS治療は、特定の脳の部分を電気刺激し、活性化させることで症状の改善を図る治療法です。

電気刺激により脳内の血流が増加し、低下した機能を正常な状態に戻していくことで、短期間の症状改善が見込まれます。

集中的な治療が可能なTMS治療

TMS治療は、2019年に国内で認可された新しいうつ病の治療法です。

従来の薬物療法に比べて副作用が少ないといわれていますが、自由診療であるため費用がかさんでしまうことがデメリットだといえます。

また、集中的にTMS治療を行うことにより、最短で2週間の治療が可能です。

芸能界で活躍する方にとっては、安全性の高さや短期集中治療が可能な点は、非常に魅力的な治療法であるといえます。

一方で、TMS治療は症状や疾患により適応や適切なプロトコールがあるため、慎重に見極める必要があります。

当院では、TMS治療経験豊富な精神科医師が、患者さんの立場になり最適な治療法を考えていますので、治療をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。

有名人のメンタルには光と影がある

自殺やメンタルヘルス不調での長期休業などの報道がなされると、世間で話題になり人々に様々な影響を及ぼします。

実際に、有名人の自殺報道がなされた後に、自殺率が上昇したというデータもあります[10]。

私自身も担当している外来患者さんが動揺することを、たびたび経験してきました。

芸能界というと、一見華やかな世界という印象がありますが、創造的な活動の裏には影もあるといえるでしょう。

誰もが思いつかないような発想や、活動に向けられる多大なエネルギーがあるからこそ、その裏返しで疲弊したり、無力感に陥ることがあるのです。

これまで創造的な活動を支えてきた著名人達も、病的状態と健康な状態の間を彷徨いながら創作を続けてきた方も少なくありません。

もちろん、本人の要因は少ない方もいらっしゃいますが、そのストレスは特殊で、誰かに相談することも難しい状況があります。

心身のバランスを大きく崩してしまっている場合は、早めに相談して頼ることも必要です。

当院では港区にある田町三田こころみクリニックに併設しており、プライバシーを大切にしながら診療を行っております。

もちろんTMS治療だけでなく、通常の薬物療法や心理療法もあわせてご相談できますので、お困りの方はご相談ください。

参考文献:

[10]『メディアでの自殺報道と自殺との関連:系統的レビューとメタアナリシス』 :Niederkrotenthaler T, Braun M, Pirkis J, Till B, Stack S, Sinyor M, Tran US, Voracek M, Cheng Q, Arendt F, Scherr S, Yip PSF, Spittal MJ. Association between suicide reporting in the media and suicide: systematic review and meta-analysis. BMJ. 2020 Mar 18;368:m575

【お読みいただいた方へ】
医療法人社団こころみは、東京・神奈川でクリニックを運営しています。
「家族や友達を紹介できる医療」を大切にし、各クリニックでコンセプトをもち、社会課題の解決を意識した事業展開をしています。
医療職はもちろんのこと、法人運営スタッフ(総合職)も随時募集しています。

医療法人社団こころみ採用サイト

また、当法人ではTMS診療の立ち上げ支援を行っており、参画医療機関には医療機器を協賛価格でご紹介が可能です。
ご興味ある医療者の見学を随時受け付けておりますので、気軽にお声かけください。

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執筆者紹介

大澤 亮太

医療法人社団こころみ理事長/株式会社こころみらい代表医師

日本精神神経学会

精神保健指定医/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/認知症サポート医/コンサータ登録医/日本精神神経学会rTMS実施者講習会修了

カテゴリー:こころみ医学  投稿日:2022年2月24日

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